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開裂
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かいれつ
ふりがな文庫
“
開裂
(
かいれつ
)” の例文
スミレの果実は三
殻片
(
かくへん
)
からなっているので、それが
開裂
(
かいれつ
)
するとまったく三つの
殻片
(
かくへん
)
に分かれる。そしてその各
殻片内
(
かくへんない
)
に二列に
並
(
なら
)
ぶ種子を持っている。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
阿曽が行きあたったのは、氷河床の傾斜の急変部にでき、横走クレヴァスというやつで、四尺ぐらいの幅の
開裂
(
かいれつ
)
が流れを横に切って、どこまでもつづいている。
白雪姫
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
花がすむと
子房
(
しぼう
)
が増大し、ついに
長楕円状
(
ちょうだえんじょう
)
円柱形の果実となり
開裂
(
かいれつ
)
して種子が出るが、
果内
(
かない
)
は三室に分かれている。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
花が
了
(
お
)
わると果実ができ、
熟
(
じゅく
)
してそれが
開裂
(
かいれつ
)
すると、中の
褐色
(
かっしょく
)
種子が出る。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
“開裂”の意味
《名詞》
開き、裂けること。開き、裂くこと。裂開。
(出典:Wiktionary)
開
常用漢字
小3
部首:⾨
12画
裂
常用漢字
中学
部首:⾐
12画
“開”で始まる語句
開
開闢
開放
開鑿
開閉
開墾
開戸
開山
開眼
開府