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閉
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つ
ふりがな文庫
“
閉
(
つ
)” の例文
「危篤だって? 誰が?」と蒲団から首だけ出して、眼を
閉
(
つ
)
ぶったまま、眠むそうな声で訊いた。
黒猫十三
(新字新仮名)
/
大倉燁子
(著)
眼を
閉
(
つ
)
むっても本能的なカンで通抜けられる位、慣れ切った道になっているのでしょう。
S岬西洋婦人絞殺事件
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
南洋踊りだなどと出鱈目な踊りを踊る浅間しさも、その日を食べてゆくためには目を
閉
(
つ
)
ぶって我慢しなければなりません。しかし鉄の処女だけは私から買って出た芸なのです。
鉄の処女
(新字新仮名)
/
大倉燁子
(著)
低い天井が顔に被ぶさるように感じる、電燈を消して眼だけは
閉
(
つ
)
ぶっていた。
鳩つかひ
(新字新仮名)
/
大倉燁子
(著)
“閉”の意味
《名詞》
(とず) 暦注の十二直の一つ。堤を築くことなどに吉、柱立て、婚姻、鍼灸などに凶という日。
(出典:Wiktionary)
閉
常用漢字
小6
部首:⾨
11画
“閉”を含む語句
閉塞
閉籠
幽閉
閉口
開閉
閉場
閉切
戸閉
閉込
閉鎖
開閉器
密閉
閉出
閉伊川
閉店
上閉伊郡
密閉室
大閉口
閉扉
本開閉器
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