トップ
>
長者町
>
ちょうじゃまち
ふりがな文庫
“
長者町
(
ちょうじゃまち
)” の例文
轢死した
及川武太郎
(
おいかわたけたろう
)
はお玉の実兄で、千葉県の
長者町
(
ちょうじゃまち
)
で一時は小学校の校長をやったり村長を務めたりしたことのあった男だが
暴風雨に終わった一日
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
山崎美成は下谷
長者町
(
ちょうじゃまち
)
に住した薬種問屋長崎屋の主人で通称信兵衛、後に久作、字は久卿、好問堂と号した。博識を以て知られた雑学者である。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
まだ
下谷
(
したや
)
長者町
(
ちょうじゃまち
)
で薬を売っていた山崎の家へ、五郎作はわざわざ
八百屋
(
やおや
)
お
七
(
しち
)
のふくさというものを見せに往った。ふくさは数代
前
(
まえ
)
に
真志屋
(
ましや
)
へ嫁入した
島
(
しま
)
という女の遺物である。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
美「
私
(
わちき
)
は
久振
(
ひさしぶり
)
ですから
長者町
(
ちょうじゃまち
)
の
福寿庵
(
ふくじゅあん
)
へ往っておらいさんに逢って、義理をして
往
(
ゆ
)
きたいんですが、帰りに
他家
(
ほか
)
へ寄ってお
飯
(
まんま
)
を食べるなら、福寿庵へ
往
(
い
)
って遣っておくんなさいよ」
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
かつて江湖詩社の盟主であった市河寛斎は既に文政の初に没して、下谷
長者町
(
ちょうじゃまち
)
なる旧邸の門前にはその男
米庵
(
べいあん
)
の書を請うものが常に市をなしていた。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
“長者町”の解説
長者町(ちょうじゃまち)は、千葉県夷隅郡にかつて存在した町である。
(出典:Wikipedia)
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“長者”で始まる語句
長者
長者貝
長者夫婦
長者岬
長者気
長者屋敷