“長者町”の読み方と例文
読み方割合
ちょうじゃまち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
轢死した及川武太郎(おいかわたけたろう)はお玉の実兄で、千葉県の長者町(ちょうじゃまち)で一時は小学校の校長をやったり村長を務めたりしたことのあった男だが
暴風雨に終わった一日 (新字新仮名) / 松本泰(著)
山崎美成は下谷長者町(ちょうじゃまち)に住した薬種問屋長崎屋の主人で通称信兵衛、後に久作、字は久卿、好問堂と号した。博識を以て知られた雑学者である。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
まだ下谷(したや)長者町(ちょうじゃまち)で薬を売っていた山崎の家へ、五郎作はわざわざ八百屋(やおや)お七(しち)のふくさというものを見せに往った。ふくさは数代前(まえ)に真志屋(ましや)へ嫁入した島(しま)という女の遺物である。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)