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長生
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ちょうせい
ふりがな文庫
“
長生
(
ちょうせい
)” の例文
従って彼等が
長生
(
ちょうせい
)
するには、苦悶の時を長からしむるまでのことで、祝すべきことではない、むしろ憐れむべきものである。
青年の元気で奮闘する我輩の一日
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
淡島氏の祖の服部喜兵衛は今の寒月から四代前で、
本
(
も
)
とは
上総
(
かずさ
)
の
長生
(
ちょうせい
)
郡の
三
(
さん
)
ヶ
谷
(
や
)
(今の鶴枝村)の農家の子であった。
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
○ゆうべ、うらない
看
(
み
)
てもらった。
長生
(
ちょうせい
)
する由。子供がたくさん出来る由。
古典風
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
日本の古医書は『
続群書類従
(
ぞくぐんしょるいじゅう
)
』に収めてある
和気広世
(
わけひろよ
)
の『
薬経太素
(
やくけいたいそ
)
』、
丹波康頼
(
たんばのやすより
)
の『
康頼本草
(
やすよりほんぞう
)
』、
釈蓮基
(
しゃくれんき
)
の『
長生
(
ちょうせい
)
療養方』、次に多紀家で校刻した
深根輔仁
(
ふかねすけひと
)
の『
本草和名
(
ほんぞうわみょう
)
』、丹波
雅忠
(
まさただ
)
の『医略抄』
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
A博士は
曾
(
かつ
)
て、人工心臓即ち人工的に心臓を作って、本来の心臓に
代
(
かわ
)
らしめ、
以
(
もっ
)
て、人類を各種の
疾病
(
しっぺい
)
から救い、
長生
(
ちょうせい
)
延命をはかり、更に進んでは起死回生の実を挙げようと苦心
惨憺
(
さんたん
)
した人であって
人工心臓
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
▼ もっと見る
(南総之俚俗。千葉県
長生
(
ちょうせい
)
郡高根本郷村宮成)
日本の伝説
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
ホウエンツクツク 同
長生
(
ちょうせい
)
郡等
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“長生”の解説
長生(ちょうせい)は囲碁用語の一つで、死活がらみで同型反復になる特殊な形。中国にある長生殿での対局中にこの形が出現したことからこの名がついた。
現代の日本ルールでは、実戦で黒白双方とも譲らなかった場合ルールにより無勝負となる。一方で中国ルールでは、超コウルール(同形反復の禁止)により生き死にの結論が出される。
下の図のような形が長生の代表例である。
(出典:Wikipedia)
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
“長生”で始まる語句
長生人
長生癥
長生眉
長生郡
長生殿裡
長生糸瓜