“雅忠”の読み方と例文
読み方割合
まさただ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六月七日の合戦には、早くも、千種ちぐさ忠顕と坊門ノ少将雅忠まさただらが、きらら坂や、ただすノ辻で、討死した。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
日本の古医書は『続群書類従ぞくぐんしょるいじゅう』に収めてある和気広世わけひろよの『薬経太素やくけいたいそ』、丹波康頼たんばのやすよりの『康頼本草やすよりほんぞう』、釈蓮基しゃくれんきの『長生ちょうせい療養方』、次に多紀家で校刻した深根輔仁ふかねすけひとの『本草和名ほんぞうわみょう』、丹波雅忠まさただの『医略抄』
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)