“鑽仰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さんぎょう50.0%
さんがう25.0%
さんこう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
与八の人相そのものを鑽仰さんぎょうすることに急で、挨拶の方も、お礼の方もお留守になっているうちに、すっかり忘れてしまったものでしょう。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
あしたに稽古の窓にれば、垣をかすめて靡く霧は不斷の烟、ゆふべ鑽仰さんがうみねづれば、壁を漏れて照る月は常住じやうぢゆうともしび、晝は御室おむろ太秦うづまさ、梅津の邊を巡錫じゆんしやくして、夜に入れば
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
その引き続きとして、此歌は漠然たる鑽仰さんこうのめどに立って居る。
歌の円寂する時 (新字新仮名) / 折口信夫(著)