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鑽仰
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さんぎょう
ふりがな文庫
“
鑽仰
(
さんぎょう
)” の例文
与八の人相そのものを
鑽仰
(
さんぎょう
)
することに急で、挨拶の方も、お礼の方もお留守になっているうちに、すっかり忘れてしまったものでしょう。
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「おお。あれは……」と、仰山に、
鑽仰
(
さんぎょう
)
の
所作
(
しょさ
)
をよろしく演じて、「——まさしく、八幡大菩薩」と、ひれ伏した。
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
都から帰って来たこの兄には、自分たちには、
量
(
はか
)
り知れない新知識が備わり、充分な人生体験と、将来の抱負もあるものと、
鑽仰
(
さんぎょう
)
していた。父に代る
太柱
(
ふとばしら
)
が立ったように、力としていた。
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しかしお婆さんは、最初のうちは、与八の人相の引合いとして三志様なるものを持ち出したのですが、今は、与八の人相はそっちのけになって、鳩ヶ谷の三志様の
鑽仰
(
さんぎょう
)
で持切りになってしまいました。
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
“鑽仰”の意味
《名詞》
聖人の徳を尊ぶこと。
(出典:Wiktionary)
鑽
漢検1級
部首:⾦
27画
仰
常用漢字
中学
部首:⼈
6画
“鑽”で始まる語句
鑽
鑽火
鑽孔布
鑽孔機
鑽籬菜
鑽開台