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鏡山
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かがみやま
ふりがな文庫
“
鏡山
(
かがみやま
)” の例文
夜中の湖上にかげをうつす月は、
鏡山
(
かがみやま
)
の峰に鏡のごとく澄みわたって、多くの港々のすみずみまでもくまなく照らし出し、その情景は趣ふかいものでした。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
女持の
匕首
(
あいくち
)
かなんか持出して、清水屋の井戸端でお君をひと突きに殺し、取って返して御仮屋横町で、
女衒
(
ぜげん
)
みたいなお滝を刺した、——
鏡山
(
かがみやま
)
の芝居だって
銭形平次捕物控:211 遠眼鏡の殿様
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
真っ先に開いたは「
鏡山
(
かがみやま
)
」で、
敵役
(
かたきやく
)
岩藤の
憎態
(
にくてい
)
で、
尾上
(
おのえ
)
の寂しい美しさや、甲斐甲斐しいお初の振る舞いに、あるいは怒りあるいは泣きあるいは両手に汗を握り、二番目も済んで中幕となり
大鵬のゆくえ
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「草履の片足はとんだ
鏡山
(
かがみやま
)
のお茶番だが、張子の虎が少しわからねえ」
半七捕物帳:31 張子の虎
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
鏡
常用漢字
小4
部首:⾦
19画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“鏡”で始まる語句
鏡
鏡餅
鏡花
鏡台
鏡臺
鏡板
鏡玉
鏡研
鏡像
鏡蓋