“鉄銅”の読み方と例文
読み方割合
かねどう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まだ、鉄杖てつじょうを斬るとか、よろい鉄銅かねどうを斬るとか、だいぶ項目が残っていたが
山浦清麿 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
夏は水鉄砲と水出し、取分けて蛙の水出しなどはひどく行われたものでした。秋は独楽こま鉄銅かねどうの独楽にはなかなか高価たかいのがあって、その頃でも十五銭二十銭ぐらいのは珍らしくありませんでした。
我楽多玩具 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)