“鉄胴”の読み方と例文
読み方割合
てつどう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごまは、鉄胴てつどうにかかると、よく二つにわれたものだ。そのわれるのが、またゆかいだった。
赤土へくる子供たち (新字新仮名) / 小川未明(著)
あの、三ちゃんのダイガンをると、おれのっていた、鉄胴てつどうのこまをおもすよ。
こま (新字新仮名) / 小川未明(著)
しかし、つばきのでつくったごまは、たいへんかたくて、なかなかわれぬばかりでなく、うまく火花ひばなをちらして、ぶつかって、どぶのなか鉄胴てつどうをはねとばしてしまうことが、あったものだ。
赤土へくる子供たち (新字新仮名) / 小川未明(著)