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鉄槌
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つち
ふりがな文庫
“
鉄槌
(
つち
)” の例文
旧字:
鐵槌
どんな気がしてるかと口惜しくって、涙が出て、思わず
鉄槌
(
つち
)
で手を打っちまう事せえあるんで……
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
七歳の
鍛冶屋
(
かじや
)
の小僧で、鼻の両わきに
煤
(
すす
)
をつけ、肩に、柄の長い
鉄槌
(
つち
)
をかついでいた。
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鉄槌
(
つち
)
を
担
(
かつ
)
いでいる鍛冶屋の徒弟は、そこでまた、親方の姿を見失ってしまい、
人混
(
ひとごみ
)
の中でキョロキョロしていたが、やがて親方はそこらの店で眼についた
弄具
(
おもちゃ
)
の風車を買って来て彼の前に現われ
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「船へ、
鉄槌
(
つち
)
を忘れちまったんで」
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“鉄槌”の意味
《名詞》
大形のかなづち。ハンマー。
厳しい制裁や叱責。
(出典:Wiktionary)
鉄
常用漢字
小3
部首:⾦
13画
槌
漢検準1級
部首:⽊
14画
“鉄”で始まる語句
鉄
鉄瓶
鉄漿
鉄砲
鉄棒
鉄扉
鉄格子
鉄鎚
鉄柵
鉄拳