“鈍(の)” の例文
やがて、鈍(の)ろい、呆(ぼ)けたやうな返事をしながら、房一の湯上りでよけい赤紅(あか)く輝く顔がのぞいた。彼はゆつくりと兵児帯をまきつけてゐた。
医師高間房一氏 (新字旧仮名) / 田畑修一郎(著)
鈍(の)ろい、ゆつくりした口調で声をかけながら、彼等はおづおづと高間医院の玄関を入つて来る。彼等は医者に診てもらふためにわざわざ河原町へ出て来るのではなかつた。
医師高間房一氏 (新字旧仮名) / 田畑修一郎(著)