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金聾
ふりがな文庫
“金聾”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かなつんぼ
80.0%
つんぼ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かなつんぼ
(逆引き)
五尺七八寸もあらうかと思はれる大男で、眼の大きい、口もとのよく締らない樣な、見るからに好人物で、遠いといふより全くの
金聾
(
かなつんぼ
)
であるほど耳が遠い。
山寺
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
しかし爺さんは
金聾
(
かなつんぼ
)
だったので何も聞えなかった。ただ長年の経験で、子供一人でもうしろの板にのるとそれが
直
(
すぐ
)
体に重く感ぜられるので
解
(
わか
)
ったのであった。
最後の胡弓弾き
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
金聾(かなつんぼ)の例文をもっと
(4作品)
見る
つんぼ
(逆引き)
やつて居るお今婆さんは、恐ろしい
金聾
(
つんぼ
)
で、鼻の先へ雷鳴が落ちても聽えない人です。そのくせ大の寢坊だから、逢引の番人には持つて來いでせう
銭形平次捕物控:259 軍学者の妾
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
金聾(つんぼ)の例文をもっと
(1作品)
見る
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
聾
漢検準1級
部首:⽿
22画
“金”で始まる語句
金
金色
金子
金盥
金持
金剛石
金襴
金槌
金箔
金魚
“金聾”のふりがなが多い著者
薄田泣菫
若山牧水
新美南吉
野村胡堂