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金箭
ふりがな文庫
“金箭”の読み方と例文
読み方
割合
きんせん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きんせん
(逆引き)
空の大半が紅潮を呈し、その紅の極まった頃、一筋の
金箭
(
きんせん
)
が
王岳
(
おうたけ
)
の峰から、空へ
燦然
(
さんぜん
)
と射出された。つづいて無数の黄金の
箭
(
や
)
が、空を縦横に馳せ違った。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
白根
(
しらね
)
の方へ夕陽の光がひときわ赤く夕焼をこしらえて、この桟敷の屋根へ
金箭
(
きんせん
)
を射るようにさしかけていましたから、下の広場から見物するにはまだ充分の光でありました。
大菩薩峠:14 お銀様の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
正午
(
ひる
)
ごろには
断雲
(
だんうん
)
を破ってまばゆい日が、ひとすじの
金箭
(
きんせん
)
を投げた。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
金箭(きんせん)の例文をもっと
(3作品)
見る
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
箭
漢検準1級
部首:⽵
15画
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金
金色
金子
金盥
金持
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“金箭”のふりがなが多い著者
佐藤紅緑
中里介山
国枝史郎