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野槌
ふりがな文庫
“野槌”の読み方と例文
読み方
割合
のづち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のづち
(逆引き)
前項にいった、わが邦中国のトウビョウ蛇神が、体短く中太いというについて、必ず聯想さるるは、
野槌
(
のづち
)
という蛇である。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
いや、そうじゃない——とまたそれに反説をかつぐ者もあって、狐だろう、狸の
仕業
(
しわざ
)
だろう、否、
野槌
(
のづち
)
という
河獺
(
かわうそ
)
のような小動物の妖気にちがいないなどと、知ったか振りをするのもある。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あの、
円肌
(
まるはだ
)
で、いびつづくった、尾も頭も短う太い、むくりむくり、ぶくぶくと横にのたくりまして、
毒気
(
どくき
)
は人を殺すと申す、
可恐
(
おそろし
)
く、気味の悪い、
野槌
(
のづち
)
という蛇そのままの形に見えました。
多神教
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
野槌(のづち)の例文をもっと
(4作品)
見る
“野槌”の解説
野槌(のづち)は、日本に伝わる妖怪。野つ霊、野椎とも。野の精霊(「野つ霊(ち)」の意)であるとも言われる。
(出典:Wikipedia)
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
槌
漢検準1級
部首:⽊
14画
“野”で始まる語句
野
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野暮
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野郎
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野菜
野茨
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“野槌”のふりがなが多い著者
南方熊楠
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