“重責”の読み方と例文
読み方割合
じゅうせき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おそれおおくも、皇軍の高度機械化を一日もすみやかに達成するため、特に地下戦車の設計製作の重責じゅうせきをお前がになっているのである。お前は、それを忘れてはならぬ。
未来の地下戦車長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
秀長は、重責じゅうせきを感じたように、首をたれた。いうまでもなく、彼は後の大和大納言秀長やまとだいなごんひでながである。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それが一国一城のあるじとか、一方の将とかになって、重責じゅうせきを感じ、自重を怠らないでいるときは、各〻、しかるべき人柄を保っているが、酒に蝟集いしゅうして、座興放談にふけりなどしていると
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)