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酷使
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こくし
ふりがな文庫
“
酷使
(
こくし
)” の例文
そこで探偵はその夜一夜まんじりともしないで脳細胞を
酷使
(
こくし
)
した
揚句
(
あげく
)
、夜の明けるのを待って、稀代の怪賊烏啼天駆の
隠家
(
かくれが
)
へ乗込んだ。
心臓盗難:烏啼天駆シリーズ・2
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
地方の政治は名状し難いまでに
紊乱
(
びんらん
)
してしまった!
悪辣
(
あくらつ
)
な国司どもは官権を
濫用
(
らんよう
)
して、不正を働き、私腹を
肥
(
こや
)
して、人民を
酷使
(
こくし
)
している。
なよたけ
(新字新仮名)
/
加藤道夫
(著)
ちょうど、資本家が、労働者を
酷使
(
こくし
)
したように、男子が女子を
束縛
(
そくばく
)
したように、子供は常に、その親達から、また大人から虐待されて来たのだ。
子供は虐待に黙従す
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
彼の過去の精神
酷使
(
こくし
)
が、倦怠期を迎えるに至る期限をたいへん縮めたことは無論である。彼はひたすら、
刺戟
(
しげき
)
に乾いた。なにか、彼を昂奮させてくれるものはないか。
蠅
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“酷使”の意味
《名詞》
酷使(こくし)
手加減をせず激しく使うこと。
(出典:Wiktionary)
酷
常用漢字
中学
部首:⾣
14画
使
常用漢字
小3
部首:⼈
8画
“酷”で始まる語句
酷
酷似
酷薄
酷烈
酷吏
酷過
酷刑
酷命
酷待
酷目