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酔醒
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よひざめ
ふりがな文庫
“
酔醒
(
よひざめ
)” の例文
旧字:
醉醒
二人は又
接穂
(
つぎほ
)
なさに困つた。そして長い事
黙
(
もだ
)
してゐた。吉野は
既
(
も
)
う顔の
熱
(
ほて
)
りも忘られて、
酔醒
(
よひざめ
)
の佗しさが、何がなしの心の
要求
(
のぞみ
)
と戦つた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
然し眼前の智恵子は、渠の目には余りに清く余りに美しく、そして、信吾の所謂
近代的女性
(
モダーンウーマン
)
で無いことを知つた丈に其不安の興奮が強かつた。自制の
意
(
こころ
)
が
酔醒
(
よひざめ
)
の佗しさをかき乱した。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
酔
常用漢字
中学
部首:⾣
11画
醒
常用漢字
中学
部首:⾣
16画
“酔”で始まる語句
酔
酔興
酔漢
酔狂
酔払
酔眼
酔臥
酔客
酔心地
酔余