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都府
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とふ
ふりがな文庫
“
都府
(
とふ
)” の例文
城のお
濠
(
ほり
)
と、五条川を中心にして、ここには古い
足利
(
あしかが
)
文化のにおいと、戦乱の中にも持ち続けて来た繁昌が、
国郡
(
こくぐん
)
第一の
都府
(
とふ
)
という名に恥じなかった。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
耶蘇教信者が八萬の
都府
(
とふ
)
に八百からあると云ふ。唯一臺來た自動車を市の共議で排斥したと云ふ。
熊の足跡
(旧字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
往きに一昼二夜、復えりに一昼夜、
皮相
(
ひそう
)
を
瞥見
(
べっけん
)
した札幌は、七年前に見た札幌とさして相違を見出す事が出来なかった。
耶蘇教
(
やそきょう
)
信者が八万の
都府
(
とふ
)
に八百からあると云う。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
〔評〕
關八州
(
くわんはつしう
)
は古より武を用ふるの地と稱す。
興世
(
おきよ
)
王
反逆
(
はんぎやく
)
すと雖、猶
將門
(
まさかど
)
に説いて之に
據
(
よ
)
らしむ。小田原の
役
(
えき
)
、
豐
(
ほう
)
公は徳川公に謂うて曰ふ、東方に地あり、
江戸
(
えど
)
と曰ふ、以て
都府
(
とふ
)
を開く可しと。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
それらを
汚
(
けが
)
すに忍びぬまま、
王倫
(
おうりん
)
が引き止めるのも断って、なお夢を都につないで帰ってきたが……、ああ、やはり
高俅
(
こうきゅう
)
が権を振うこの
都府
(
とふ
)
は、俺のような人間の住めるところではない
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“都府”の意味
《名詞》
みやこ。首都。
都市。
(出典:Wiktionary)
都
常用漢字
小3
部首:⾢
11画
府
常用漢字
小4
部首:⼴
8画
“都府”で始まる語句
都府楼
都府楼址
都府楼趾
都府楼観音寺唐絵