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遮
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さまた
ふりがな文庫
“
遮
(
さまた
)” の例文
松の幹が大きくうねって整列していないということは街路樹たる資格を
毫
(
ごう
)
も
遮
(
さまた
)
げるものではない。
城
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
密
(
ひそ
)
かな
邪恋
(
じゃれん
)
に酔っていたでしょうが、いまのところ博士は無能力者であり、自分は誰にも邪魔されず研究していられりゃいいのであって、その点、妻君の自由行動をすこしも
遮
(
さまた
)
げていないのです。
人造人間事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
遮
(
さまた
)
げてゐるのではないかと思つてゐる。
文芸的な、余りに文芸的な
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
人としてこの世に生を
享
(
う
)
けたということは「あひがたき法」に逢ってそれを得るという幸福な機会が与えられたことを意味するのであって、何人もこの機会を
遮
(
さまた
)
げる権利は持たない。
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
遮
常用漢字
中学
部首:⾡
14画
“遮”を含む語句
遮莫
遮断
盧遮那仏
遮二無二
遮切
盧遮那
廬遮那
遮蔽
遮那王
遮斷
廬遮那仏
大毘盧遮那加持経
無遮
遮光
遮而
阿毘遮魯迦
電路遮断器
遮欄
遮水管
遮絶
...