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道中
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みちなか
ふりがな文庫
“
道中
(
みちなか
)” の例文
追ひかけて見たりしがふと死したる者なりと心付き、夜明まで
道中
(
みちなか
)
に立ちて考へ、朝になりて帰りたり。その後久しく煩ひたりといへり。
遠野物語
(新字旧仮名)
/
柳田国男
(著)
其處からもう一度芝口一丁目へ引返して來ると、金六は
道中
(
みちなか
)
で若い男を一人つかまへて何やら話し込んで居ります。
銭形平次捕物控:255 月待ち
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
余り
随
(
つ
)
いて
歩行
(
ある
)
いたのが
疾
(
やま
)
しかったか、
道中
(
みちなか
)
へ荷を下ろして、首をそらし、口を張って
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
追いかけて見たりしがふと死したる者なりしと心づき、夜明けまで
道中
(
みちなか
)
に立ちて考え、朝になりて帰りたり。その後久しく
煩
(
わずら
)
いたりといえり。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
これも風呂敷包を
中結
(
なかゆわ
)
えして
西行背負
(
さいぎょうじょい
)
に背負っていたが、
道中
(
みちなか
)
へ、弱々と出て来たので、横に
引張合
(
ひっぱりあ
)
った杖が、一方通せん坊になって、
道程標
(
みちしるべ
)
の辻の処で、教授は足を留めて前へ通した。
みさごの鮨
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“道中”の意味
《名詞》
道中(どうちゅう)
旅で目的地までの途中。副詞的、接続助詞的にも用いられる。
(出典:Wiktionary)
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“道中”で始まる語句
道中差
道中双六
道中奉行
道中合羽
道中奉行所
道中話
道中姿
道中笠
道中稼
道中師