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過分
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かぶん
ふりがな文庫
“
過分
(
かぶん
)” の例文
「まずは
過分
(
かぶん
)
じゃ。幸いに日も暮れた。いま一晌ほどしたら屋敷をぬけ出して、少納言殿屋敷までそっと走ってくりゃれ」
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「身は河内の一小武門。足利殿といえば天下の武家中の名門。さるを、そのようなお人よりの
知遇
(
ちぐう
)
は身に余る
過分
(
かぶん
)
なれどと、仰せられての上のことで」
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それがいささかなりとも、
現世
(
げんせ
)
の
方々
(
かたがた
)
の
研究
(
けんきゅう
)
の
資料
(
たし
)
ともなればと
念
(
ねん
)
じて
居
(
お
)
ります。
何卒
(
どうぞ
)
あまり
過分
(
かぶん
)
の
期待
(
のぞみ
)
をかけず、お
心安
(
こころやす
)
くおきき
取
(
と
)
りくださいますように……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
「
数日来
(
すうじつらい
)
のはたらき、まことに、
過分
(
かぶん
)
である」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
過分
(
かぶん
)
です。よしなに、お伝えください」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
過
常用漢字
小5
部首:⾡
12画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“過分”で始まる語句
過分々々