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遊人
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いうじん
ふりがな文庫
“
遊人
(
いうじん
)” の例文
五六百年の物では無い。松の外に格別古い物はない。石碑は
嘉永
(
かえい
)
のものである。茶屋がけがしてあるが、夏過ぎた今日、もとより
遊人
(
いうじん
)
の影も無く、
茶博士
(
さはかせ
)
も居ない。
熊の足跡
(旧字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
是
(
これ
)
はまた
格別
(
かくべつ
)
の
賑
(
にぎ
)
はひ、
郡司大尉
(
ぐんじたいゐ
)
の
壮行
(
さうかう
)
をまのあたり見て、子や
孫
(
まご
)
に
語
(
かた
)
りて
教草
(
をしへぐさ
)
にせんと、
送別
(
さうべつ
)
の
外
(
ほか
)
の
遊人
(
いうじん
)
も多くして、
帰
(
かへ
)
さは
筇
(
つゑ
)
を
此
(
こゝ
)
に
曳
(
ひ
)
きしも
少
(
すくな
)
からで、また
一倍
(
いちばい
)
の
賑
(
にぎ
)
はひはありしならん
隅田の春
(新字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
“遊人”の意味
《名詞》
遊人(ゆうじん)
一定の職業を持たず遊んでいる人。
物見遊山に出る人。
(出典:Wiktionary)
遊
常用漢字
小3
部首:⾡
12画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“遊人”で始まる語句
遊人体
遊人風