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途上
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みちすがら
ふりがな文庫
“
途上
(
みちすがら
)” の例文
それは今から半月程前に私が何気無く
旅館
(
はたご
)
を出てご料林の方へ行ったことがあったが其
途上
(
みちすがら
)
のことである。
温室の恋
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
貫一はこの絵を
看
(
み
)
る如き
清穏
(
せいおん
)
の風景に
値
(
あ
)
ひて、かの
途上
(
みちすがら
)
険
(
けはし
)
き
巌
(
いはほ
)
と
峻
(
さかし
)
き流との為に
幾度
(
いくたび
)
か
魂
(
こん
)
飛び
肉銷
(
にくしよう
)
して、
理
(
をさ
)
むる
方
(
かた
)
無く
掻乱
(
かきみだ
)
されし胸の内は
靄然
(
あいぜん
)
として
頓
(
とみ
)
に
和
(
やはら
)
ぎ、
恍然
(
こうぜん
)
として
総
(
すべ
)
て忘れたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
“途上”の意味
《名詞》
途上(とじょう)
道の上。路上。接続助詞的にも用いられる、
中途。途中。接続助詞的にも用いられる、
(出典:Wiktionary)
途
常用漢字
中学
部首:⾡
10画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“途上”で始まる語句
途上死
途上一別
途上行人