“追福”の読み方と例文
読み方割合
ついふく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
北条遠江守ほうじょうとおとうみのかみむすめで、右大将家の御台所政子みだいどころまさこには妹婿いもうとむこになる稲毛いなげ三郎重成しげなりが、その七月に愛妻を失ったので、悲しみのあまりに髪をって出家して、その月になって亡妻ぼうさい追福ついふくのために
頼朝の最後 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
新「只今お聞き申しましたが土手の脇で殺されました女の死骸は、なんと云うお寺へ葬りになりました、三藏さんてえお方が追福ついふくなさると聞きましたが、何と云うお寺へ葬りましたか」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)