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追放
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ついほう
ふりがな文庫
“
追放
(
ついほう
)” の例文
右のような
次第
(
しだい
)
だから、実を言えば、百合の字面を日本のユリからは
追放
(
ついほう
)
すべきもので、ユリの名はその語原がまったく不明である。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
まさか、お
追放
(
ついほう
)
とはゆかないけれど、
獄門
(
ごくもん
)
のところを
遠島
(
えんとう
)
ぐらいにはなるのは
御定法
(
ごじょうほう
)
とされている。——つまらない眼に
遭
(
あ
)
ったのはおまえさんさ。
春の雁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そして、むかしからの
習慣
(
しゅうかん
)
に従って
裁判
(
さいばん
)
をうけました。大運動会の日に平和をみだしたものは、
追放
(
ついほう
)
されるのです。どのキツネも、
刑
(
けい
)
を
軽
(
かる
)
くしてやってくれとは言いません。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
「……汝の願いは、今やとげられた。汝の子の肉体から、
呪
(
のろ
)
われたる霊魂は
追放
(
ついほう
)
せられ、汝の子の霊魂がそれにかわって入り、すべて元のとおりになった。これで汝は満足したはずである。さらば……」
霊魂第十号の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
手下のものまで
追放
(
ついほう
)
になりました
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
追
常用漢字
小3
部首:⾡
9画
放
常用漢字
小3
部首:⽁
8画
“追放”で始まる語句
追放人
追放者