トップ
>
迎児
>
げいじ
ふりがな文庫
“
迎児
(
げいじ
)” の例文
路次の奥から美しい
女轎
(
おんなかご
)
がぞろと出て来た。お供は
小婢
(
こおんな
)
の
迎児
(
げいじ
)
と、
舅
(
しゅうと
)
の
潘
(
はん
)
爺
(
じい
)
さんとで、二人とも
清々
(
すがすが
)
した
外出姿
(
よそゆきすがた
)
、常ではない。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
このさまを見て、
小婢
(
こおんな
)
の
迎児
(
げいじ
)
は、縄目のまま灌木の中を跳び出して逃げかけた。一
閃
(
せん
)
、楊雄は躍ッて迎児を斬り伏せ、返すやいな、その血刀で
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ここでは、
精進
(
しょうじん
)
料理のお
斎
(
とき
)
がある。
轎
(
かご
)
かきの者、お供の
迎児
(
げいじ
)
までが、別室でご
相伴
(
しょうばん
)
の振舞いにあずかり、潘の爺さんは、持参の
銀子
(
ぎんす
)
や織物などを差出して
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
迎
常用漢字
中学
部首:⾡
7画
児
常用漢字
小4
部首:⼉
7画
“迎”で始まる語句
迎
迎合
迎火
迎賓
迎我譲榻去
迎船
迎方
迎戦
迎年
迎春花