軽皇子かるのおうじ)” の例文
それで穴穂王あなほのみこは囲みをいて、ひきあげて待っておいでになりますと、二人の宿禰すくねは、ちゃんと軽皇子かるのおうじをおひきたて申してまいりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
穴穂王あなほのみこは、おあにいさまの軽皇子かるのおうじを島流しにおしになった後、第二十代の安康天皇あんこうてんのうとしてお立ちになり、大和やまと石上いそのかみ穴穂宮あなほのみやへおひき移りになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
軽皇子かるのおうじには、軽大郎女かるのおおいらつめとおっしゃるたいそうなかのよいご同腹どうふくのお妹さまがおありになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)