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軽佻
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かるはずみ
ふりがな文庫
“
軽佻
(
かるはずみ
)” の例文
旧字:
輕佻
さりとて
軽佻
(
かるはずみ
)
にもなきとりなし、持ち
来
(
きた
)
りし
包
(
つつみ
)
静
(
しずか
)
にひらきて二箱三箱差し
出
(
いだ
)
す
手
(
て
)
つきしおらしさに、花は
余所
(
よそ
)
になりてうつゝなく
覗
(
のぞ
)
き込む
此方
(
こなた
)
の
眼
(
め
)
を避けて
背向
(
そむ
)
くる顔
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
お庄は何だか
軽佻
(
かるはずみ
)
なことをしたように思って、一日そのことが気にかかった。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
した。まあ、どちらのお女中さんか知らねえが、この野郎は、
平常
(
ふだん
)
から
軽佻
(
かるはずみ
)
な野郎でございますから、ナニ、別に悪い心があってするわけじゃございません、どうぞ御勘弁してやっておくんなさいまし
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
最後の御返事をしなければならないのに、それをしないで、この場で、こんなに手軽く仰せに従う、わたくしというものの
軽佻
(
かるはずみ
)
を定めてお心の中ではおさげすみになっていらっしゃるかと存じますが
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
“軽佻”の意味
《名詞》
軽佻(けいちょう)
浮わついて、軽はずみなこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
軽
常用漢字
小3
部首:⾞
12画
佻
漢検1級
部首:⼈
8画
“軽佻”で始まる語句
軽佻浮薄
軽佻浮華