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蹙
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ひそ
ふりがな文庫
“
蹙
(
ひそ
)” の例文
挙
(
こぞ
)
って首を
疾
(
なや
)
まし、額を
蹙
(
ひそ
)
め、しかして相告げて曰く。わが王わが宰相の奪掠を好む。それなんぞ我を
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
ある夜玄機は例の如く、
燈
(
ともしび
)
の
下
(
もと
)
に眉を
蹙
(
ひそ
)
めて沈思していたが、
漸
(
ようや
)
く不安になって席を起ち、あちこち室内を歩いて、机の上の物を取っては、また
直
(
すぐ
)
に放下しなどしていた。
魚玄機
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
いろ/\な恐ろしいこと、醜いこと、聞くさへ眉の
蹙
(
ひそ
)
められるやうなこと、さういふことも、ほんの一時の黒雲の影のやうなもので、その耳目から早く/\通過して行つた。
ある僧の奇蹟
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
暗に
針綫
(
しんせん
)
を
停
(
とど
)
めて双蛾を
蹙
(
ひそ
)
む
連城
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
蹙
漢検1級
部首:⾜
18画
“蹙”を含む語句
顰蹙
窘蹙
一顰一蹙
打蹙
窮蹙
蹙縮然
蹙足爺
蹙面