トップ
>
蹌踉
>
よろぼ
ふりがな文庫
“
蹌踉
(
よろぼ
)” の例文
小指の
疵
(
きず
)
の
痛苦
(
いたみ
)
劇
(
はげ
)
しく、心ばかりは
急
(
はや
)
れども、足
蹌踉
(
よろぼ
)
いて腰
起
(
た
)
たず、気さえ
漸次
(
しだい
)
に遠くなりつ、前後も知らでいたりけるを、得三に見出されて
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
そして二三年前飄然と病み衰へた
身躰
(
からだ
)
を
蹌踉
(
よろぼ
)
はせてまた村に歸つて來て、そして臺灣で知合になつたとかいふ四國者の何とかいう
聾
(
つんぼ
)
の老爺を連れて來て
姉妹
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
多くの草刈
夥間
(
なかま
)
は
驟雨
(
ゆうだち
)
に
狼狽
(
ろうばい
)
して、蟻のごとく走り去りしに、
渠
(
かれ
)
一人老体の疲労
劇
(
はげ
)
しく、足
蹌踉
(
よろぼ
)
いて避け得ざりしなり。
金時計
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“蹌踉”の意味
《名詞》
蹌踉(そうろう)
足元がよろめくさま。
(出典:Wiktionary)
蹌
漢検1級
部首:⾜
17画
踉
漢検1級
部首:⾜
14画
“蹌踉”で始まる語句
蹌踉々々
蹌踉蹌踉
蹌踉状