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足迹
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あしあと
ふりがな文庫
“
足迹
(
あしあと
)” の例文
木戸を開けて表へ出ると、大きな馬の
足迹
(
あしあと
)
の中に雨がいっぱい
湛
(
たま
)
っていた。土を踏むと泥の音が
蹠裏
(
あしのうら
)
へ飛びついて来る。
踵
(
かかと
)
を上げるのが痛いくらいに思われた。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「木戸を開けて表へ出ると、大きな馬の
足迹
(
あしあと
)
の中に雨が一杯たまつてゐた。」(「永日小品」の「蛇」)
文芸鑑賞講座
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
枯々とした樹木の間から見える
藪
(
やぶ
)
の多い浅い谷底の方はまだ冬の
足迹
(
あしあと
)
をとどめていたが、谷の向うには、薄青く煙った空気を通して丘つづきの地勢を成した麻布の一部が
霞
(
かす
)
むように望まれた。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
迹
漢検1級
部首:⾡
10画
“足”で始まる語句
足
足袋
足許
足下
足音
足掻
足駄
足利
足蹴
足跡