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趣致
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おもむき
ふりがな文庫
“
趣致
(
おもむき
)” の例文
味覚の発達した今の人の物を喰べるのは、其の持前の味以外に色を食べ
香気
(
にほひ
)
を食べまた
趣致
(
おもむき
)
を食べるので、早い
談話
(
はなし
)
が
蔓茘枝
(
つるれいし
)
を
嗜
(
す
)
くといふ人はあくどい
其色
(
そのいろ
)
をも食べるので。
茸の香
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
いずれ
趣致
(
おもむき
)
なきはなけれど、ここのはそれらとは
状
(
さま
)
異
(
かわ
)
りて、巌という巌にはあるが習いなる
劈痕
(
さけめ
)
皺裂
(
ひびり
)
の
殆
(
ほとん
)
どなくして、光るというにはあらざれど底におのずから
潤
(
うるおい
)
を含みたる美しさ
知々夫紀行
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“趣致”の意味
《名詞》
風情。趣き。
(出典:Wiktionary)
趣
常用漢字
中学
部首:⾛
15画
致
常用漢字
中学
部首:⾄
10画
“趣”で始まる語句
趣
趣味
趣向
趣意
趣旨
趣味性
趣味道楽