かゞや)” の例文
やはらげらるゝにあらざればいと強くかゞやくが故に、人たる汝の力その光に當りてさながら雷に碎かるゝ小枝の如くなるによるなり 一〇—一二
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
然るに此號が立派に公儀に通つて、年久しく武鑑の上にかゞやいてゐたのである。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
されど彼と此との二の時、即ちわが待つことゝ天のいよ/\かゞやくを見ることゝの間はたゞしばしのみなりき 一六—一八
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)