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赤蝋
ふりがな文庫
“赤蝋”の読み方と例文
読み方
割合
せきろう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せきろう
(逆引き)
その杖は多少念入りにこしらえられていて、あまりぶかっこうなほどではなかった。節はみなうまく利用されていて、
珊瑚
(
さんご
)
まがいの
赤蝋
(
せきろう
)
の杖頭がついていた。
レ・ミゼラブル:05 第二部 コゼット
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
きッと、十字架をにらんで、ふたりが息を殺したせつなである、一陣の怪風! とたんに、
星祭
(
ほしまつり
)
の
壇
(
だん
)
に燃えのこっていた
赤蝋
(
せきろう
)
が、メラメラと青い
焔
(
ほのお
)
に音をさせてあたりを照らした。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
壇
(
だん
)
にむかって、七つの
赤蝋
(
せきろう
)
をともし、
金明水
(
きんめいすい
)
、
銀明水
(
ぎんめいすい
)
の
浄水
(
じょうすい
)
をささげて、そこにぬかずいた
呂宋兵衛
(
るそんべえ
)
は、なにかわけのわからぬいのりのことばをつぶやきながら、いっしんに空の星を
祈
(
いの
)
りだした。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
赤蝋(せきろう)の例文をもっと
(2作品)
見る
赤
常用漢字
小1
部首:⾚
7画
蝋
漢検準1級
部首:⾍
14画
“赤”で始まる語句
赤
赤児
赤子
赤蜻蛉
赤裸
赤銅
赤煉瓦
赤毛布
赤城
赤飯
“赤蝋”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
吉川英治