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賢木
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さかき
ふりがな文庫
“
賢木
(
さかき
)” の例文
祭の折に
賢木
(
さかき
)
を
執
(
と
)
って神人に渡す役を、元は山人が仕え申したということは、もっとも注意を要する点かと心得ます。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
次に天のカグ山の
茂
(
しげ
)
つた
賢木
(
さかき
)
を
根掘
(
ねこ
)
ぎにこいで、
上
(
うえ
)
の枝に大きな
勾玉
(
まがたま
)
の澤山の玉の緒を懸け、中の枝には大きな鏡を懸け、下の枝には麻だの
楮
(
こうぞ
)
の皮の
晒
(
さら
)
したのなどをさげて
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
若紫、花の宴、葵、
賢木
(
さかき
)
などの巻のうちには、そういういくつかの場面がある。もとよりこれらの描写にも視点の混乱がないとは言えぬが、それは比較的に軽微だと言ってよかろう。
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
神々が
賢木
(
さかき
)
の枝に玉をかけ、スサノヲの命が玉を噛んで吐いたことがあつてから、代々の天皇が續き、天照らす大神が劒をお噛みになり、スサノヲの命が大蛇を斬つたことがあつてから
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
“賢木”の解説
「賢木」(さかき)は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。第10帖。巻名は作中で光源氏と六条御息所が交わした和歌「神垣はしるしの杉もなきものをいかにまがへて折れるさかきぞ」および「少女子があたりと思へば榊葉の香りをなつかしみとめてこそ折れ」に因む。謡曲『野宮』(世阿弥)の題材にもなっている。
(出典:Wikipedia)
賢
常用漢字
中学
部首:⾙
16画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
“賢”で始まる語句
賢
賢明
賢者
賢吉
賢人
賢二
賢俊
賢所
賢察
賢徳