“資(しろ)” の例文
主家が衰えて永の暇(いとま)となった夫婦は、仕官の途を求め歩いたが、武士の失業者が夥(おびただ)しいその頃だけに、未だに衣食の資(しろ)を掴めず、夫婦の服装にも顔の色にも、苦労の垢(あか)や皺(しわ)が多かった。
討たせてやらぬ敵討 (新字新仮名) / 長谷川伸(著)