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負
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おお
ふりがな文庫
“
負
(
おお
)” の例文
今おもえば実に大胆ですが、そのときには使者の役目を立派につとめ
負
(
おお
)
せたという手柄自慢が胸一杯になって、わたくしは勇ましいような心持で目黒へ帰りました。
三浦老人昔話
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
そのうちに親方の清吉がわたくしの手に挙げられたという噂を聞いて、もう逃げ
負
(
おお
)
せられないと覚悟したのでしょう。自分で尋常に名乗って出ましたが、吟味中に牢死しました
半七捕物帳:53 新カチカチ山
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
松王が「我子にあらず、菅秀才のおんなきがら」の件で幕になりましたが、とにもかくにもこれだけのものを、わたしたちが観ていてちっともおかしい点がないほどに遣り
負
(
おお
)
せたのは偉いものです。
米国の松王劇
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
“負”の意味
《名詞》
(フ)実数で零(無)より小さい数。
(フ)悪い状態。否定的な状態。厭わしい状態。
(出典:Wiktionary)
負
常用漢字
小3
部首:⾙
9画
“負”を含む語句
背負
脊負
負傷
勝負
負惜
手負
負債
負傷者
請負
気負
引背負
背負梯子
贔負
負目
背負上
背負籠
背負子
御負
背負投
負嫌
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