“護持院”の読み方と例文
読み方割合
ごじいん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何かのことに夜を更(ふ)かして、護持院(ごじいん)ヶ原(はら)を帰るさ、怨(うら)みを含む他流の者が、三十人余り党を組んで待ち伏せ、いわゆる闇討(やみうち)を食った。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あの往来は丁度(ちょうど)今の神田橋一橋外の高等商業学校のある辺(あたり)で、素(も)と護持院(ごじいん)ヶ原(はら)と云う大きな松の樹などが生繁(おいしげ)って居る恐ろしい淋しい処で、追剥(おいはぎ)でも出そうな処だ。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
一度、神田橋外の護持院(ごじいん)ヶ原(はら)のかこいが取れたので、佐吉をつれて、摘(つ)みくさに行ったことがあった。その摘み草が大へん面白かったので、お高は、また一日どこかへ遊びに行きたいと思っていた。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)