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請判
ふりがな文庫
“請判”の読み方と例文
読み方
割合
うけはん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うけはん
(逆引き)
現に千円と少しの
端金
(
はしたがね
)
に困って、僕に借用証文の
請判
(
うけはん
)
を頼んでいる。時折見込の曲るのは株屋の意地で仕方がない。
勝ち運負け運
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
郷里
(
くに
)
に居る正太の知人で、叔父の
請判
(
うけはん
)
があらば、貸出しそうなものが有る。商法の
資本
(
もとで
)
として、二千円ばかり借りて来たい。迷惑は掛けないから、判だけ
捺
(
お
)
してくれ。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「町名主と、町内の五人組の衆が、
請判
(
うけはん
)
を
捺
(
お
)
してくれさえすればいいことになっております」
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
請判(うけはん)の例文をもっと
(5作品)
見る
“請判”の解説
請判(うけはん)とは、中世から近世にかけて請人になった人間が、請状(請文)などの証文に押印した印判のこと。
(出典:Wikipedia)
請
常用漢字
中学
部首:⾔
15画
判
常用漢字
小5
部首:⼑
7画
“請”で始まる語句
請
請合
請取
請人
請負
請出
請求
請待
請負師
請書
“請判”のふりがなが多い著者
佐々木邦
三遊亭円朝
島崎藤村
吉川英治