“読師”のいろいろな読み方と例文
旧字:讀師
読み方割合
とくし50.0%
どくし50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その御仏みほとけの前の庭には、礼盤らいばんを中にはさみながら、見るもまばゆい宝蓋の下に、講師読師とくしの高座がございましたが、供養くようの式に連っている何十人かの僧どもも
邪宗門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
天平の時には開眼師・菩提僧正以下、講師こうし読師どくし輿こしに乗り白蓋びゃくがいをさして入り来たり、「堂幄」に着すとある。また衆僧・沙弥南門より参入して「東西北幄」に着すとある。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)