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誤間化
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ごまか
ふりがな文庫
“
誤間化
(
ごまか
)” の例文
前者の時には往々
否
(
いな
)
多くの場合に教師はよい加減に
誤間化
(
ごまか
)
して答えようとする傾きがある。これは甚だよくないことはいうまでもない。
研究的態度の養成
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
その本数を事務所で
誤間化
(
ごまか
)
して一本三十銭から五十銭で売り出す……ズット以前の取引ですと手頃の
柳行李
(
やなぎこうり
)
に一パイ詰めた奴を、どこかの横路次で
爆弾太平記
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
併し其等は一切無益であった。彼女は歩度を緩めて彼を振向いた。足を
停
(
と
)
めた。最早取返しは付かなくなった。
狼狽
(
ろうばい
)
の余り
却
(
かえっ
)
て
誤間化
(
ごまか
)
す事が出来なかった。
偽刑事
(新字新仮名)
/
川田功
(著)
と婆やは、おどおどするかやをお爺さんの前から自分の後にかくしながら、丁度
納屋
(
なや
)
の戸から出て来たお媼さんの方へ視線を向けて、誰にとも分らぬ様に
誤間化
(
ごまか
)
し笑いをした。
かやの生立
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
「ずいぶん
誤間化
(
ごまか
)
しのような植え方ね」
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
誤
常用漢字
小6
部首:⾔
14画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
化
常用漢字
小3
部首:⼔
4画
“誤”で始まる語句
誤謬
誤
誤魔化
誤解
誤差
誤植
誤聞
誤字
誤怪
誤魔