“誤魔”の読み方と例文
読み方割合
ごま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、その跡なんぞは、どうにか誤魔（ごま）かしてしまうにしても、その時から、一つの物云う象徴（テルテールシムボル）が作られていった。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) ／ 小栗虫太郎(著)
まっ白な鮫の肌に薄黒い点が着いていちゃあ売物になりませんからね。勿論そういうものは漆（うるし）をかけて誤魔（ごま）かしますが、白鮫にくらべると半分値にもなりません。
半七捕物帳：04 湯屋の二階 (新字新仮名) ／ 岡本綺堂(著)