“誤間化”の読み方と例文
読み方割合
ごまか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前者の時には往々いな多くの場合に教師はよい加減に誤間化ごまかして答えようとする傾きがある。これは甚だよくないことはいうまでもない。
研究的態度の養成 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
その本数を事務所で誤間化ごまかして一本三十銭から五十銭で売り出す……ズット以前の取引ですと手頃の柳行李やなぎこうりに一パイ詰めた奴を、どこかの横路次で
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
併し其等は一切無益であった。彼女は歩度を緩めて彼を振向いた。足をめた。最早取返しは付かなくなった。狼狽ろうばいの余りかえっ誤間化ごまかす事が出来なかった。
偽刑事 (新字新仮名) / 川田功(著)