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覗機関
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のぞきからくり
ふりがな文庫
“
覗機関
(
のぞきからくり
)” の例文
甚句
(
じんく
)
を歌うものがある。詩を吟ずるものがある。
覗機関
(
のぞきからくり
)
の口上を真似る。
声色
(
こわいろ
)
を遣う。そのうちに、鍋も瓶も次第に
虚
(
から
)
になりそうになった。
ヰタ・セクスアリス
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
慶三はこれ屈強と、
覗機関
(
のぞきからくり
)
でも見るように片目を押当てたが、すると
忽
(
たちま
)
ち声を立てる程にびっくりして
慌忙
(
あわ
)
てて口を蔽い
夏すがた
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
雨戸の隙間からの、この世のものとも見えぬ、恐ろしい
覗機関
(
のぞきからくり
)
が、彼の目を
膠着
(
にかわづ
)
けにして離さなかったのだ。彼は殆ど夢と現実との見境がつかなくなってしまっていたのだ。
妖虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
その他
羽子板
(
はごいた
)
、
押絵
(
おしえ
)
、
飴細工
(
あめざいく
)
、菊人形、
活人形
(
いきにんぎょう
)
、
覗機関
(
のぞきからくり
)
、
声色使
(
こわいろつかい
)
の雑技あり。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
恐ろしき
覗機関
(
のぞきからくり
)
妖虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
覗
漢検準1級
部首:⾒
12画
機
常用漢字
小4
部首:⽊
16画
関
常用漢字
小4
部首:⾨
14画
“覗”で始まる語句
覗
覗込
覗見
覗眼鏡
覗入
覗出
覗口
覗得
覗目鏡
覗窓戸