見留みとめ)” の例文
見留みとめ之幸これさいはひと傳吉の罪におとさんとはかりたるも知るべからず殊に其夜は傳吉も同じ河原をかへりしをしる其者草履ざうりに血を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
見留みとめじゃないか。なんだ——甲野」
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
心得居るやといふに今度はしかと心得候とこたへける然らば感應院病死びやうしせつは其方病症びやうしやうをばたしか見留みとめたるやと申すに清兵衞答て感應院の病症は大食滯だいしよくたいに候去ながらわたくし事は病症びやうしやう見屆みとゞけの醫には候はず病氣を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
上てよく見留みとめよコリヤ惣内此程申立し如く大井川のはたにて人殺しを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)