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見判
ふりがな文庫
“見判”の読み方と例文
読み方
割合
みわ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みわ
(逆引き)
土地の農夫は黙りこくって、先年来と寸分ちがわない姿で、動いているのか動いていないのか
見判
(
みわ
)
けもつかぬほどのろのろと働いていた。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
午後になって、
暑熱
(
あつさ
)
が加わって来ると、子供は一層弱って来た。そして烈しい息遣いをしながら、おりおり目を開いて
渇
(
かわ
)
きを訴えた。目には人の顔を
見判
(
みわ
)
ける力もなかった。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
老人の打ち卸す
発矢
(
はっし
)
とした勢いには、破壊の憎みと創造の歓びとが一つになって絶叫しているようである。その速力には悪魔のものか善神のものか
見判
(
みわ
)
け難い人間離れのした性質がある。
家霊
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
見判(みわ)の例文をもっと
(3作品)
見る
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
判
常用漢字
小5
部首:⼑
7画
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見
見惚
見物
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見送
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