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要旨
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ようし
ふりがな文庫
“
要旨
(
ようし
)” の例文
トロ族の委員長らしい魚人は、はっきりと
要旨
(
ようし
)
をのべた。他の魚人たちは、頭を僕の方へつきだして、今にもとびつきそうな恰好である。
海底都市
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
井戸を掘って水が出る以上、地面の下は水でなければならない、地面の下が水である以上、地面は
落
(
おっ
)
こちなければならない。しかるに地面はなぜ落こちないか。これが彼の
要旨
(
ようし
)
であった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
官兵衛が胸中の一端を吐いた以上のことばも、決して一気に述べたものではないが、あいての気色を見たり、杯の頃あいを
量
(
はか
)
ったりして、幾たびかに以上の
要旨
(
ようし
)
だけを洩らし得たものであった。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
莫迦
(
ばか
)
に「
論文
(
エッセイ
)
」を述べたてちまったが、実は、この論文の
要旨
(
ようし
)
は、僕の頭の中に浮びあがる以前に、これから話そうという「
電気恐怖病患者
(
でんききょうふびょうかんじゃ
)
」の
岡安巳太郎
(
おかやすみたろう
)
君が述べたてたものなんで
電気看板の神経
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「何だ、ぶつぶつ。いったい其方のいおうとしている
要旨
(
ようし
)
は、意味は」
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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その
要旨
(
ようし
)
は
毒瓦斯発明官:――金博士シリーズ・5――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“要旨”の意味
《名詞》
述べられていることにおいて主要な(最も重要な)部分。
述べられていることの概要。あらまし。
(出典:Wiktionary)
要
常用漢字
小4
部首:⾑
9画
旨
常用漢字
中学
部首:⽇
6画
“要”で始まる語句
要
要塞
要領
要求
要慎
要諦
要用
要心
要人
要訣