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褄折笠
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つまおりがさ
ふりがな文庫
“
褄折笠
(
つまおりがさ
)” の例文
道庵がしゃれて
褄折笠
(
つまおりがさ
)
に
被布
(
ひふ
)
といういでたち。米友は竹の笠をかぶり、例の
素肌
(
すはだ
)
に
盲目縞
(
めくらじま
)
一枚で、足のところへ申しわけのように
脚絆
(
きゃはん
)
をくっつけたままです。
大菩薩峠:23 他生の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
絣
(
かすり
)
の仕事着に足ごしらえ
甲斐々々
(
かいがい
)
しく、
菅
(
すげ
)
の
褄折笠
(
つまおりがさ
)
と小荷物を引き背負うて、薬を売ってあるく娘どもは、あまりに眼の前のことだから批判もできないが、彼らの職業にも歴史は有るらしい。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
褄
漢検1級
部首:⾐
13画
折
常用漢字
小4
部首:⼿
7画
笠
漢検準1級
部首:⽵
11画
“褄”で始まる語句
褄
褄先
褄捌
褄端折
褄目
褄前
褄楊枝
褄下
褄紅
褄袖口